台湾のレストランに設置された防犯カメラの映像。
突然黒いワゴン車が突っ込み、13人が負傷しました。
事故が起きたのは、18日午前10時30分ごろ。
現場は、台湾東部花蓮市の人気のレストランです。
窓際には順番を待つ2人の女性客が外に背を向けて座っています。
そこへ、猛スピードで突っ込んできた車にはね飛ばされ、2人の女性客は店内のカウンターに激突。
更に反動で一度はバックした車が再び倒れた女性客のいる前のほうへ。
すると、これに気付いた店員が慌てて車を押し戻し、間一髪、女性客は下敷きにならずに済みました。
車が突っ込んだ店の窓枠は大きくねじれて変形し、周囲にはガラスの破片が散乱。
この事故で店の客9人と従業員3人、また、突っ込んだ車を運転していた47歳の男の合わせて13人が重軽傷を負いました。
店近くの防犯カメラが捉えていたのは、車がスピードを落とすことなく猛スピードで店に突っ込んでいく様子。
車は何をきっかけに店へと突っ込んだのでしょうか。
すぐ後ろにいた車のドライブレコーダー映像には、暴走が始まる瞬間が収められていました。
交差点に止まっていた黒い車は、突然走り出すと、スピードを緩めることなくそのまま店に突っ込んでいきます。
この時、信号は赤。
にもかかわらず、車はなぜ急発進して店に突っ込んだのでしょうか。
地元警察によると、運転手は飲酒状態ではなく、事故の詳しい原因については捜査中だということです。