山陰地方は20日も晴れていて、朝から気温が上がっています。鳥取や米子などでは午前の時点で30℃を超え「真夏日」になっています。そのほかの地点でも30℃を超える予想になっていて、季節外れの暑さによる熱中症への警戒が必要です。

これは山陰地方全般に晴れている上、暖かい空気が流れ込んでいるためで、午前10時ごろには倉吉市で気温が30℃を超え、4月中旬以来となる2025年に入って2回目の「真夏日」を記録しました。
またその後、鳥取、米子、益田でも「真夏日」に、午前11時過ぎまでの時点での最高気温は、鳥取で31.8℃、倉吉で31.2℃、米子で30.5℃、益田で30.7℃となっています。

鳥取県は19日、向こう一週間の予想最高気温で、概ね30℃以上の日が3日以上予想されることから22日までを「熱中症警戒期間」として、県民に熱中症対策を呼びかけています。
県によると、2025年度は熱中症によって搬送された人で重症だった事例が3件発生しているということです。冷房器具の適切な使用、農作業や外での活動を控えるなどの対策が必要だとしています。
またこの時期は、暑さに体が慣れていないことから夏より低い気温でも熱中症になる恐れがあるとし、天気予報などをこまめに確認するよう呼び掛けています。

TSKさんいん中央テレビ
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