島根県隠岐の島町沖の日本海で5月20日未明、漁船から男性漁師が海に転落しました。男性は救助されましたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
隠岐海上保安署によりますと、20日午前1時ごろ、島根県西ノ島町のまき網漁船『第一浦郷丸』19トンから、「作業員1名が海に落ちた」と118番通報がありました。
転落したのは、西ノ島町の小櫻秀行さん（41）で、約2時間半後に漁船に引き揚げられましたがすでに意識のない状態で、西ノ島町の病院に搬送されたものの、午前4時過ぎに死亡が確認されました。
第一浦郷丸は当時、隠岐の島町の南約20キロの海上で巻き網漁をしていて、12人で作業をしていたということです。
海保によると、波の高さは2メートルだったということで、男性の転落の原因など事故の経緯を詳しく調べることにしています。
