闇バイトに応募して住宅に侵入し強盗などの罪に問われた男の裁判で、札幌地裁は男に懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。
神奈川県の建設作業員・鈴木陸被告(25)は2024年10月、札幌市豊平区の住宅で住人の男性(当時79)を粘着テープで縛って現金3万円を奪った罪のほか、札幌市南区の空き家に侵入してブローチなどを盗んだ罪などに問われています。
5月20日の判決で、札幌地裁の渡辺史朗裁判官は「被害者を押し倒し馬乗りになって縛り、動けなくさせた精神的苦痛は軽くない。反省の態度を考慮するとしても、実刑判決はやむを得ない」などとして、鈴木被告に懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。