岩手県内の学校は運動会シーズンを迎えています。
山林火災で被災した地域にある大船渡市の中学校でも5月1日に運動会が開かれ、校庭に元気な声が響きました。

大船渡市立東朋中学校では18日、真夏並みの暑さのなか運動会が開かれました。

18日は全校生徒104人が赤と白の2組に分かれ、ムカデ競走や綱引きなど様々な種目に挑みました。

特に盛り上がったのはリレー種目です。仲間や保護者が声援を送るなか熱いレースが展開されました。

山林火災により2月から3月にかけて休校となったことで、集団パフォーマンスの曲の選定が遅れるなど準備にも影響が出たといいますが、みんな練習の成果を発揮して息の合った動きを見せていました。

東朋中学校生徒会長 東龍翔さん
「火災があった時は準備に入っていた時なんですけど、スタートが遅かったので(曲などを)決めることが難しかったけど、みんなで一致団結してできたので、すごくうれしい気分です」

火災発生からまもなく3カ月、校庭には元気な声と明るい笑顔があふれていました。

岩手めんこいテレビ
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