梅雨入りを前に洪水などに備える河川の点検が始まっています。19日は、菊池川などで危険箇所を確認する合同巡視がありました。

これは国土交通省菊池川河川事務所が梅雨入り前のこの時期に毎年行っているもので、19日は県や山鹿市、地元の消防団員が参加しました。

合同巡視では菊池川の増水時に危険性がある区間や堤防が低い地域、支川との合流地点などを見て回りました。

菊池川流域では、要注意区間となっている重要水防箇所が52カ所あり、過去、大雨の際にあふれ、家屋の浸水などの被害が出ているということです。

菊池川河川事務所はこの合同巡視で関係機関との連携を深め、洪水時の的確な水防活動に当たりたいとしています。

また、地域の住民には、「ハザードマップなどを見て危険箇所を知っていてほしい」と注意を呼びかけています。

テレビ熊本
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