5月19日、長野県佐久市で住宅が全焼し、1人暮らしの高齢者が亡くなりました。19日の県内はカラッと晴れましたが、県の中部に「乾燥注意報」が出ました。火などの取り扱いに注意が必要です。
もうもうと上がる黒い煙。県の中部に「乾燥注意報」が出るなか、佐久市で住宅火災が起きました。建物の中には赤い炎も見えます。
警察や消防によりますと19日午前7時前、「1階から黒い煙が大量に出ている」と近所の住民が通報しました。
火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼しました。
この家に1人で暮らしていた80歳の男性が意識不明の状態で市内の病院に搬送され、死亡が確認されました。
警察と消防が出火原因を調べています。
空気が乾燥しているときは一度火がつくと燃え広がりやすいため、火や電気の扱いに注意が必要です。