任期満了に伴う島田市の市長選挙と伊東市の市長選挙が5月18日に告示され、いずれも現職と新人による一騎打ちの選挙戦となりました。
島田市長選に立候補したのは届け出順に現職で4期目を目指す染谷絹代 候補と新人で元市議会議員の提坂大介 候補です。
今回の選挙は目立った争点がないものの、物価が高騰する中での経済対策や人口減少への対応などが問われています。
また、リニア新幹線のトンネル工事に伴う大井川の水資源に関わる問題について双方がどのような主張をするのかも注目されています。
染谷絹代 候補:
4期目だからこそできる、やらなければいけないことがある。ぜひとも皆さま方に市政の継続・安定こそがこれからの島田市を決めていくということを理解してもらいたい
提坂大介 候補:
島田市の観光人口は焼津市と比べた時に3倍いる。でも、活かしきれていない。市民の手に市政を取り戻して島田市を活性化させていかなければならない
一方、伊東市長選に立候補したのは届け出順に現職で3期目を目指す小野達也 候補と新人で元市議会議員の田久保眞紀 候補です。
今回の選挙では、現在の図書館が完成から40年以上と老朽化が進む中で総事業費42億5000万円を予定する新たな図書館を計画通りに整備するのかどうかが最大の争点と目されています。
小野達也 候補:
中心市街地の再生に向けた補助金を確実に内示いただいている中で、市民の財源はほとんど使わないで実行することができる、その施設を私はどうしても進めたい
田久保眞紀 候補:
皆さんのお金の使い方、本当に42億円の図書館をあそこ1カ所建てることに使って毎年2億円以上の維持費、これ皆さんが負担していく、それで本当にいいのか。それは皆さんの意思ですか
島田市と伊東市いずれの市長選も5月25日に投票が行われた後、即日開票されます。