西日本豪雨など過去に度々はん濫した大洲市の肱川で18日、梅雨の時期を前に国の大規模な水防訓練が10年ぶりに行われ、国土交通大臣が視察しました。
中野洋昌国土交通相が視察しているのは、川の氾濫を防ぐため堤防に土のうを積む訓練。四国では国が管理する河川が8つあり、梅雨の時期を前に大規模な水防訓練が4県持ち回りで行われています。肱川ではコロナ禍の影響もあって10年ぶりです。
訓練は過去に度々水害を起こした肱川の水位が、台風による大雨で上昇し氾濫する想定。参加したのは肱川流域の5つの市と町などの25の機関約700人で、住民を避難させたり、土砂災害を受けた家屋や車から被災者を救出したりする訓練なども行われました。
中野洋昌国土交通相:
「演習を通じて消防団をはじめ関係機関との連携を一層強化して、水害への備えを万全を期してまいりたい」
参加した人たちは大雨に備え、本番さながらに訓練に取り組みました。
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