2025年2月に発生した岩手・大船渡市の山林火災で、住宅が被害を受けた人たちの仮設住宅への入居が始まりました。

岩手県では、大船渡市内の赤崎町蛸ノ浦地区と三陸町綾里地区の2カ所に合わせて33戸の仮設住宅を整備し、このうち赤崎町蛸ノ浦地区の仮設住宅に7世帯が入居しました。

仮設住宅にはテレビや冷蔵庫など6点の家電製品が備えられ、自動車に布団などの家財道具を積んで訪れた人は、玄関の鍵を開けて入り、新しい住まいの間取りなどを確認していました。

赤崎町の自宅が全焼した袖野里子さんは「もうちょっと広いかなと思ったが、私一人で住むには大丈夫」「なるべく早く家を建てて、みんなで一緒に住みたい」と話していました。

仮設住宅には、5月15日から2年間入居できることになっています。

岩手めんこいテレビ
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