郷土芸能の継承に役立ててもらおうと5月16日、岩手県紫波町の宮手鹿踊保存会に助成金が贈られました。
16日は、全国の伝統文化の保存の支援を続けている明治安田クオリティオブライフ文化財団から宮手鹿踊保存会に、助成金50万円の目録が手渡されました。
今回選ばれた宮手鹿踊は130年ほど前から始まった伝統芸能で、紫波町の宮手地区を中心に祭りやイベントなどで披露しています。
宮手鹿踊保存会 中村利隆会長
「面(鹿頭)ができたあかつきには地域の人たちに紹介して、これからも大人と子ども一緒になって継いでいきたい」
助成金は踊りで使う鹿頭の制作に充てられ、8月31日に開かれる蜂神社の例大祭で、お披露目する予定だということです。