2月に発生した岩手県大船渡市の山林火災で、住宅が被害を受けた人たちの応急仮設住宅への入居が5月17日から始まりました。
県では市の要望を受けて、赤崎町蛸ノ浦地区と三陸町綾里地区の2カ所に、合わせて33戸の長屋タイプの仮設住宅を整備しています。
このうち17日は、完成した赤崎町蛸ノ浦地区の仮設住宅に7世帯が入居しました。
午前8時半の入居開始とともに、自動車に布団などの家財道具を積んで訪れた人は、さっそく玄関の鍵を開けて入り、新しい住まいの間取りなどを確認していました。
仮設住宅には、テレビや冷蔵庫など6点の家電製品が備えられています。
自宅が全焼した袖野里子さん
「もうちょっと広いかなと思ったが1人で住むには大丈夫。なるべく早く家を建ててみんなで一緒に住みたい」
仮設住宅には2年間入居できることになっています。