国民民主党から夏の参院選比例代表に立候補する山尾(菅野から変更)元衆院議員は14日、東京都内で街頭演説に臨み、「仲間としてチャンスをもらった。築き上げてきた信頼を裏切らない」と訴えた。
国民民主党は14日の両院議員総会で、参院選比例代表の候補として、山尾氏を公認することを決定した。このあと山尾氏は東京・港区で、玉木代表とともに街頭演説に臨んだ。
この中で、山尾氏は「人前でマイクを握るのは4年ぶりだ。あらためて国民民主の仲間としてチャンスをもらい、再び一緒に戦う仲間としていただいた」と述べたうえで、「皆さんが築き上げてきた信頼を絶対に裏切らない」と強調した。
そして、国民民主党について、「『103万の壁』で有名になったが、ワンイシュー政党ではない。国政政党だ」と述べたうえで、「ネットで人気を博したが、それ以上に地域に根づいた政党だと伝えたかった」と語った。
山尾氏は今の国民民主党の結党メンバーだったが、2021年に「私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがある」として政界を離れていた。