南海トラフ地震などへの防災意識を高めようと高知市の町内会が合同で体験イベントを行いました。
高知市の高須公園で開催されたのは地元の3つの町内会による防災ワークショップです。参加した住民は起震車を使って南海トラフ地震で想定される最大震度7の揺れを体験。また実際の避難所に設置されるダンボールベッドやマンホールトイレの説明も行われ、参加者は使い心地を確かめていました。
マンホールトイレに座った男性:
「女性やお年寄り、足腰の弱い人にいい」
このほか消火器の使い方なども学び、住民たちは防災意識を高めていました。
葛島公民館会町内会・島田 典儀会長:
「南海トラフが起きた場合、自分のところだけでなく近くにいる人を助けられる関係になりたい」
来るべき南海トラフ地震に備えて近隣の地区同士の連携が求められています。