愛知県犬山市で航空自衛隊の練習機が墜落した事故では、17日も乗っていた隊員の捜索が行われていますが、雨の影響で水中での捜索などを一時中断しました。
5月14日、犬山市の入鹿池に航空自衛隊のT−4練習機が墜落した事故について、中谷防衛大臣は16日夜、現場周辺で「搭乗員と思われる体の一部が見つかった」と明らかにしています。
17日は、雨の影響で午前中は上空からや水中に潜っての捜索を一時中断していましたが、天候の回復を受けて午後からは海上自衛隊のダイバーによる水中捜索も再開されました。
現場では墜落した機体の一部とみられる破片が新たに発見されたものの、練習機に乗っていた2人の特定にいたるものは見つかっておらず、自衛隊が引き続き捜索を進めています。