5月14日からはじまった「ギャンブル等依存症問題啓発週間」に合わせて、唐津市でパネル展示や講座など啓発活動が行われました。

この取り組みは啓発週間に合わせ、ギャンブル依存症などへの県民の理解を深めようと、県精神保健福祉センターが開いたものです。
唐津市の「ボートレースからつ」1階では、パネル展示やパンフレットが設置されています。
14日は、ボートレース場の職員など約20人を対象に講座が開かれ、保健師が、依存症は自分の意志でやめられない病気の状態であるということを説明しました。

また、決定的な治療法はないものの徐々に回復可能なものとして、依存症の人との関わり方が紹介され、職員たちは熱心に聞き入っていました。

【県精神保健福祉センター相談・指導担当係長 山口玲子さん】
「今オンライン上でですね課金ですとか賭け事をするということが非常に増えていて、そうなると周りの方にも、ギャンブルのことで困られてるということが気づきにくいということが起こってきたりもします。まずはお気軽にお電話をいただければと思います」

県によりますと、昨年度ギャンブル依存症などの相談件数は約100件で、年々少しずつ増加しているということです。

依存症などの悩みについては、県精神保健福祉センター、0952−73−5060で受け付けています。

サガテレビ
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