若者が気軽に立ち寄れる「居場所」づくりを目指して、大阪市の認定NPO法人が九州では初めて東明館中学・高校と連携協定を結びました。
東明館中学・高校と連携協定を結んだのは、全国8校の通信制や定時制高校で「居場所事業」を続けている大阪市の認定NPO法人D×Pです。D×Pは、不登校や経済的困難など様々な背景を持つ13歳から25歳の若者を対象に、孤立を防ぐ居場所の提供などの支援を続けている団体で、九州の高校と連携協定を結ぶのは、今回が初めてです。
【学校法人東明館学園理事長・校長 神野元基さん】
「この全日制の学校が居場所をつくるということが社会にとってものすごく意味のあることだと思っていて、そんなことを地域にしっかり届けていけるよう頑張っていきたいなと思っています」
【認定NPO法人D×P 今井紀明理事長】
「雑談から入っていって結果的に何かもし何か困った時にも対応できる、相談できるような場所もつくれたらなと思っています」
当面の間、東明館高校の生徒を対象に月に1回のペースで「居場所」を開設する予定で、D×Pの職員など2人が相談などに対応するということです。