荘内銀行は15日、昨年度の決算について、2期ぶりに「増収増益」となったと発表しました。

荘内銀行によりますと、一般企業の売り上げにあたる「経常収益」は、239億8900万円で、前の年から25億円あまり増えました。
日銀の利上げに伴う貸出金利息の増加や、株式等の売却益の増加などが主な要因としています。また、最終的な利益にあたる「当期純利益」は15億9900万円で、前の年より9億円余り増え2期ぶりの「増収増益」となりました。

県内の3つの地銀では、山形・きらやか両銀行が減収となった一方で、荘内銀行だけが増収となりました。

(荘内銀行・山科宏幸代表取締役専務執行役員)
「金利のある世界への移行に伴って、短期的にはコストの増加が先行する可能性を否定はできないが、中長期的には、銀行の収益にプラスの影響をもたらす」

荘内銀行は、フィデアホールディングス傘下の秋田市の北都銀行と再来年1月に合併し、「フィデア銀行」となります。

さくらんぼテレビ
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