宮城県庁の課題解決に取り組む職員が、職員の確保に向けて必要な取り組みや庁舎内の空きスペースの活用案についてまとめ、村井知事に報告しました。

報告を行ったのは県職員の有志で構成する「My BiT(マイ・ビット)」です。「MyBiT」には異なる部署の20代から30代を中心とした約20人の職員が所属していて、業務時間内の月15時間を上限に県庁内の課題解決のために活動しています。

5月16日の報告では、学生などはインターンシップなどを重要視する傾向があり、こうした機会を充実させることが、職員の確保につながるなどとしました。

また、県庁2階の食堂脇にあるスペースを業務内外で使用することができる空間へとリニューアルする案を提案しました。「スイッチできる場所」をコンセプトに職員自らがデザインしたということです。

県行政経営企画課 田渕寛次朗主事
「利用目的によって使い分けるように設計をしております。働く内容や目的に合わせて場所を選んで気持ちを切り替え、スイッチできる空間を目指しました」

宮城県 村井知事
「風通しの良い、なんでも言い合える組織にするということも非常に重要なこと。役所的な悪弊みたいなものを打破できるのでないかなと思って聞かせていただきました」

仙台放送
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