新茶の季節です。

新茶を楽しめるそのぎ茶市が東彼・東彼杵町で16日からはじまりました。
 
KTN記者
「午前11時すぎの東彼杵町です。平日ですが、茶市には多くの人が訪れています」

そのぎ茶市は江戸時代に行われていた定期市が起源で、いまでは町の名産品「そのぎ茶」を楽しめる
毎年恒例の人気イベントです。

2025年は約70店が出店しています。

中でも人気を集めていたのは、新茶の詰め放題です。

大村市からの客
「県外の友達からも頼まれて買いに来ました。おいしくてね」

茶市の近くの彼杵神社では、茶葉の収穫に感謝する献茶祭が営まれました。

そのぎ茶は蒸し製玉緑茶部門の品評会で2022年に日本一になりましたが、ここ数年、受賞はありません。

生産者が願うのは、日本一です。

そのぎ茶振興協議会 月足 仁彦 会長
「味はことしは濃い。例年になく冷え込んで、雨も適度に降った おいしいお茶ができていると私は
思う」

ことしこそは日本一!というお茶の出来栄えは?

KTN記者
「苦みのなかにほんのりと甘みがある。すっきりとした味わいに整っている」

地元の子供たちも、お茶が大好きです。

千綿小学校 児童
「甘みと苦みがあってて美味しかった」

そのぎ茶市は5月18日までの開催です。

テレビ長崎
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