九州・沖縄の道の駅で9年連続人気ナンバーワンに輝いた「道の駅うきは」が16日、リニューアルオープンし、朝から多くの人でにぎわいました。

◆リポーター
「道の駅うきはオープン30分前ですが、すでに多くの方が訪れています。行列まだこの先続いていまして…」

開店前にできた長~い行列。

◆リポーター
「約200人の方がすでに並んでいて、期待感を感じます」

みなさんのお目当ては…。

◆うきは市から訪れた人
「野菜を買う」

Q.何時に来た?
◆うきは市から訪れた人
「5時」

◆中間市から訪れた人
「中間市から来ました。フルーツが有名なので」

◆北九州市から訪れた人
「きのうから泊まっていた。車中泊。うきは市の果物が一番好きなので」

道の駅うきはといえば、うきはの自然が育んだ旬のフルーツや朝どれ野菜などをお手頃価格で販売している大人気の産地直売所。

1年中どのタイミングでも多種多様な旬の作物がそろうのは、九州の道の駅でもここだけだといいます。

JAF九州本部が発表した「イチオシ道の駅グランプリ」では、九州・沖縄にある全150の道の駅の中から、なんと9年連続で1位を獲得。

売り上げも右肩上がりで、昨年度は約13億5000万円と過去最高を更新。

そんな道の駅の絶対王者が、開業から25年を迎え、さらにパワーアップしました。

◆リポーター
「午前9時、道の駅うきは、リニューアルオープンしました。一斉に人が入っていきます。みなさん、お目当てのものに足早に向かっていきます」

開店と同時に店内は瞬く間に多くの人でいっぱいに。

広々とした売り場には、けさ採れたばかりの新鮮な野菜や果物などが所狭しと並んでいて、訪れた人たちは早速お目当ての買い物を楽しんでいました。

◆買い物客
「イチゴと葉物野菜とメロン。きょうリニューアルということで楽しみにして来ました」

◆買い物客
「メロンを4箱買いました。いつも果物がとてもおいしいので、楽しみにしていました」

年間約120万人が訪れる道の駅うきは。

ここ数年、客足が伸び手狭になっていたことから、売り場面積はこれまでの約1.3倍に拡大しました。

商品を出品している生産者は…。

◆キャベツ生産者
「びっくりしました。あまりの人の多さに」

◆イチゴ生産者
「置けるスペースも確保されて、その分買ってくださるお客様もいるので頑張りたい」

◆トマト生産者
「お客さんに喜んで頂けるような野菜を出荷したい」

売り場面積が広がったことで、約700人いる生産者の数も増える予定で、さらなる魅力アップが期待されます。

そして今回のリニューアルで1番こだわったというところが…。

◆リポーター
「商品棚の間の通路も広くなりまして、カゴを持った方やカートを押している方がいらっしゃるのですが、皆さん余裕で行きかっています」

利用者から「通路の幅を広げてほしい」との声が多く寄せられていたことから、通路の幅はこれまでの約1.5倍と、カート2台がすれ違える幅に拡張されました。

◆買い物客
「前はちょっと通りづらかったからありがたい」

◆買い物客
「広くなりましたね」

Q.いっぱいお買い物されたようですが?
◆買い物客
「まだまだ」

◆買い物客
「広くてきれいになって、また買い物に来たいと思います」

◆道の駅うきは 山平健二さん
「予想以上にたくさんのお客様に来ていただいてうれしく思います。生産者の方が作った商品を販売して、その商品を消費者の皆様にお届けして、よりたくさんの方々に笑顔になっていただきたい」

不動の人気を誇る道の駅うきは。

これからもうきは市の魅力の発信地として進化を続けていきます。

テレビ西日本
テレビ西日本

山口・福岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。