「サステナブル」をテーマに、いらなくなった物や捨てられる予定の物を新しい形に変えて販売されています。
企画したのは熊本大学の学生、熊本市中央区にある早川倉庫で15日から始まりました。

「環境に、人に、地球に優しい暮らし」をテーマに開催された『熊本サステナブルストリート』。
今回のイベントを主催したのは、大学生です。

【フクリプ代表 熊本大学4年生 鬼塚悠輔さん】
「余っていたり、これから捨てられる物などをもっと大事に活用できる世の中になってほしい」

古着や骨董品の他に、廃棄予定の消防ホースやデニムの生地から作られたバッグやアクセサリーなど全国の店から集まった約1000点が並びました。

そして、こんなブースも…。

【藤原果林 記者リポート】
「こちらでは能登半島地震で被災した家屋や蔵から助け出された物を住民から譲り受け販売しています」

輪島塗など色鮮やかな品々が並ぶ『のっとう市』。
売り上げは、全額災害支援に使われるということです。

【能登半島地震で被災した店員 金森翔平さん】
「現地ではまだまだボランティアは続いていて、公費解体も進んでいない状況。支援金が尽きたりなどもある。これ(のっとう市の売り上げ)が足しにでもなれば」

【フクリプ代表 熊本大学4年生 鬼塚 悠輔さん】
「若者が『サステナブル』に目を向けることで、社会全体が次の世代で地球に、人に優しい社会を築いていけるような、若者が築ける環境を作っていけるのだと思う」

『熊本サステナブルストリート』は今月18日まで開催されます。

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。