暑い日が続いています。
これからの季節、出番が増えてくるのがエアコンですよね。
本格的な夏を前に、エアコンクリーニングの需要が増え、今まさに大忙しの業者を取材し、エアコンクリーニングのタイミングや、家庭でできるお手入れのポイントも聞きました。
「カビとか油汚れとかですね」
夏に向け、出番が増えるエアコン。
九州を中心にハウスクリーニング業務を行うこちらの企業では、4月後半からエアコンクリーニングの依頼が増えてきたといいます。
15日は市内のクリニックの約20台のエアコンを5人のスタッフでクリーニング。
作業の合間にもエアコンクリーニングの依頼の電話がくるなど、大忙しです。
アイ・コーポレーション鹿児島店・市木和宏店長
「4月の後半から気温が上がって注文が入ってくるようになった。(繁忙期は)この時期から6月、梅雨にかけて1日に40件くらい回る」
エアコンのクリーニングは省エネにもつながります。
資源エネルギー庁によりますと、フィルターが目詰まりしているエアコンと、フィルターを掃除したエアコンを比較すると、年間で約990円の節約になるといいます。
気になるのは、自分の家のエアコンはクリーニングが必要かどうか。
こちらは、クリーニングのチェックリストです。
・エアコンをつけ始めにくしゃみが出る
・エアコンをつけると臭う
・風量が弱い、あるいは冷えが悪い
・吹き出し口を覗くと黒い点がある
ひとつでも当てはまる項目があれば、エアコンクリーニングのタイミングです。
市木店長
「カビ、ほこりがついてしまうと部屋中にまき散らしてしまう。本格的に使う前に試運転して確認が必要」
年に1度のメンテナンスはもちろん、普段から心がけるとよい、お手入れのポイントもあります。
市木店長
「一番はやっぱりフィルターの掃除。フィルターを取り出して掃除機で吸ったり、お風呂場で流したり。フィルターがきれいな状態のほうがいい」
月に1回のフィルターの掃除だけでエアコンの効きも良くなり、省エネ、節約にも繋がるそうです。
皆さんも、きれいなエアコンで気持ちのよい夏を迎えてみませんか。