子どもたちに建設の仕事に興味をもってもらおうと、益田市の小学校で14日、建設の現場で働く女性「建設女子」が出前授業を行いました。

子どもたちが作っているのは橋の模型。三角形に組み合わせた構造の「トラス橋」と呼ばれる形の橋です。
益田市の安田小学校で行われた出前授業、先生は建設の現場で働く女性いわゆる「建設女子」です。
子どもたちに建設の仕事の魅力を伝えようと、県内の建設会社などで働く女性技術者で作る「しまね建設産業イメージアップ女子会」が初めて開きました。
授業には5年生35人が参加、グループに分かれて橋の模型を作り、その強度を競い合います。
子どもたちはパスタの乾麺を使って橋を組み立て、どうすれば強い構造の橋になるのか、友達と話し合いながら、組み立て方やつなげ方を工夫。でき上った模型におもりを載せて、その強度を測定しました。

児童:
建設業の人の仕事が分かって、勉強にいかしたいです。

しまね建設産業イメージアップ女子会・田中加奈さん:
子供や親子でいろいろな機械に乗って楽しむ授業をまたできたらいいなと思いました。
「建設女子」のグループでは、こうした出前授業や現場の見学会などを開いて、建設業の魅力を発信、将来の人材確保につなげたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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