鹿児島と喜界島を結ぶ唯一の旅客船を運航する奄美海運は、週5便の運航を週4便に減便することを検討しています。
奄美海運は、鹿児島と喜界島、奄美大島などを結ぶ週5便の旅客船を運航しています。
ここ数年は退職などで慢性的に船員が不足し、船員が休みを満足にとれない状況が続いていることから、週4便への減便を検討しているということです。
時期については今後、関係する自治体と協議し決めていく方針です。
奄美海運は鹿児島と喜界島を結ぶ唯一の旅客船を運航し、航路は国庫補助の対象となっています。
鹿児島県によりますと、2024年9月までの1年間の約9億円の赤字は、国と県で補てんしているということです。
奄美海運は、「将来的に航路を維持していくためにご理解いただきたい」とコメントしています。