15日、噴煙の高さが3000メートルまで上がるなど活発な活動を続ける桜島ですが、16日も各地で噴火の影響がみられます。

林佳伸記者
「こちらは鹿児島市の吉野です。車で巻き上げられた灰で視界が悪くなっています」

こちらは午前10時ごろの鹿児島市の吉野です。火山灰が道路や歩道に積もり横断歩道や標識が見えづらくなっています。

鹿児島市によりますと火山灰の影響が大きかった吉野方面では、ロードスイーパーや散水車などが清掃に当たっているということです。

一方、鹿児島空港は15日、桜島の火山灰などの影響で欠航や目的地変更などが相次ぎ、20便余りに影響が出ました。

16日朝もこの影響で、出発便を中心にこれまでに7便が欠航となり、航空各社のカウンターには振り替えなどを求める人たちの行列ができていました。

空港利用客
「9時ぐらいに東京に着く予定だったのが昼の2時すぎになったので予定変更をしているところです。(桜島は)鹿児島のシンボルなので好きですが、きょうだけはやめてほしかった」

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

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