4月のビール類の販売は、値上げ前の駆け込み需要の反動で大幅に減りました。
ビール大手4社が発表した発泡酒や第3のビールを含む4月のビール類の販売は、前の年の同じ月と比べた販売数量が、サントリーは36%、サッポロは31%減りました。
また販売額でアサヒは33%、キリンは31%減りました。
4月は各社がビール類を値上げしていて、値上げ前にまとめて購入するいわゆる“駆け込み需要”が3月に起きた反動で落ち込んだ形です。
市場全体では販売数量でビール類が36%、ビールが27%と大幅に減っていて、影響は5月も続くとの見方が出ています。