鳥取県のブランド米「星空舞」を使って米子市の企業が商品化した米の麺が、地域の特性を生かして生産された優れた食品を表彰する全国コンクールで入賞しました。

鳥取県のブランド米「星空舞」を使った米の麺「星空マイメン」。
地域の特性を生かして生産された優れた食品を表彰する「優良ふるさと食品中央コンクール」で、農林水産省大臣官房長賞を受賞しました。

この日は、商品を開発した米子市の企業「エミリンクジャパン」の佐藤映美社長が、伊木市長に受賞を報告しました。

エミリンクジャパン・佐藤映美社長:
お母さんの悩み相談をいただいてまして、うちの子なかなかお米を食べてくれないです。

原料として、「星空舞」のほかに使われるのは、じゃがいものでんぷんだけで、小麦などに含まれるタンパク質「グルテン」を含みません。
食育トレーナーを務める佐藤社長が、子どもたちが米を好きになり、日本の食文化にも関心を持ってほしいと商品開発に着手、2023年から販売を始めました。

米子市・伊木市長:
お米の需要を落とさないようにいかないと農地も守れない、ご飯として食べるのだけでなく、加工食品として食べられるようにするのは、すごく大事なことだと思います。

エミリンクジャパン・佐藤映美社長:
小さなお子さんの離乳食からおじいちゃん、おばあちゃんまで一つの食卓で笑顔で楽しめる商品です。自信を持ってお届けさせてもらいます。

子どもも食べやすい太さで、歯応えにもこだわって開発したということで、この会社では、かむ力が衰えた高齢者の食事にも取り入れてもらえたらとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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