「世界に1990本しかない酒が特別に買える」などと台湾人女性を名乗る人物から投資話を持ちかけられた伊万里市の70代の男性がおよそ40万円をだまし取られました。
警察によりますと今年3月、伊万里市の70代の男性がSNSを通じて台湾人女性を名乗る人物と知り合いました。男性はSNSでやり取りをする中で「酒屋の人から世界に1990本しかない中国のマオタイ酒を特別に買うことができる」「今日から値段をつり上げるよう手配するので、値上がりを待って売ればいい」などと酒の購入を勧められました。
男性は購入代金として指定された口座に現金43万円を振り込みだまし取られました。その後、「購入した酒がオークションで800万円になったので、振り込むために手数料80万円を支払ってください」と指示がありましたが、男性は支払うことができず家族に相談すると詐欺だと言われ、警察に相談し事件が発覚したということです。
警察はSNSやネットでの投資や副業などのもうけ話は詐欺を疑うよう呼びかけています。