宮城県気仙沼市の階上地区で三陸沿岸の初夏の風物詩「ウニ漁」が始まり、5月14日朝早くから漁師たちが海に繰り出しました。
気仙沼市階上地区では今シーズン初めてのウニ漁が行われ、午前5時からおよそ2時間、漁師たちが船を繰り出しました。
県内では2月から9月末までがウニ漁の期間と定められ、漁協の各支所ごとに海の状況を見ながら漁を行います。
漁師たちは「箱めがね」で海の中をのぞき込みながら、長さ数メートルのかぎ竿を巧みに操り、海底に潜むウニを引っかけてとっていきます。
14日にとったウニは市場で取引されず、漁師たちがそれぞれ自宅に持ち帰って消費するということです。
漁師
「最初は見つけられなくて、ウニの数は少ないようだ」
「漁獲量はまあまあ、40キロぐらいある」
階上地区では、月末までにあと6回ほどウニ漁を行うということです。