ギャンブル等依存症問題の啓発週間が14日に始まり、全国各地でキャンペーンが行われています。

このうち福岡市のJR博多駅前で行われたキャンペーンにはギャンブル依存症患者の家族など約20人が参加し、通勤・通学する人たちにチラシなどを配布して注意を呼びかけました。

福岡県によりますと、ギャンブル依存症が疑われる人の数は県内で約5万8000人にのぼっています。

ギャンブル依存症は20代が4割を占めるなど低年齢化が進んでいて、オンラインカジノなど、インターネットでのギャンブルにのめり込むケースも増えているということです。

◆全国ギャンブル依存症家族の会 村田麿美 理事
「ギャンブル依存症というのはしっかりした病気である。そして正しい理解と正しい対応をすれば必ず回復できる。それを伝えていきたい」

担当者は、「困った時に相談できる場所があることを知ってほしい」と話していました。

テレビ西日本
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