中国当局がアメリカのボーイング機の納入を停止する措置を解除したとアメリカメディアが報じました。
米中両政府が関税引き下げなどで合意したことを踏まえた対応とみられます。
中国メディアはトランプ政権の相互関税の影響で、これまでに中国の航空会社が納入予定のボーイング機の受け取りを一時停止したと報じていました。
こうした中、ブルームバーグ通信によりますと、中国当局は今週に入り、国内の航空会社などに対しアメリカ製の航空機の受け取りについて再開を認めるとの通達を出したということです。
中国政府は12日アメリカ政府との関税引き下げに合意したほか、これまで打ち出していた対抗措置の一時停止や取りやめも発表していて、今回の動きはその一環とみられます。