群馬・桐生市で、4月に目撃された欲張り泥棒。
庭に置いてあった電線などの廃材が狙われました。
時刻は午後1時ごろ。
見知らぬ車から降りてきた外国人らしき男が、迷うことなく庭のほうへと消えていきました。
しばらくすると、大量の電線を手にして車に投げ込みました。
当時、被害者の家は留守。
そのことを知ってか知らずか、再び庭のほうへ向かい、戻ってきては盗んだものを車に詰め込んでいきます。
時には大きなホースのようなものまで。
車の中はもう、パンパン。
それでも泥棒は止まりません。
電線だけでは飽き足らず、これはエアコンでしょうか。
結局、10分足らずの間に11往復。
最後は両手に持ちきれないほど抱え走り去っていきました。
被害者は「普通ではあり得ないのでゾッとしましたね」と話しました。
恐怖を覚えるのはここからです。
犯行から、約2時間後。
被害者の妻が家に戻った直後でした。
画面左から見覚えのある車がゆっくりと通り過ぎていきます。
被害者:
また廃材を取りに来た。また戻ってきて、うちの妻がいたのでそのまま何もしないで通過していった。
欲張りすぎて、2度目は失敗に終わった泥棒。
被害者は警察に通報し、被害届を提出したということです。