千葉・船橋市の路上で、ぶつかった男性を刃物で刺した男が13日午後現在も逃走中です。
現場から広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。
12日、事件があった時間帯となってきました。
事件現場の近くには住宅街が広がっているんですが、ちょうど後ろにあるのが自動車の教習所です。
民家が並んでいまして、その向かい側には社会人野球のグラウンドがあります。
今、車の脇を通りましたが、この場所は極端に狭いという道ではありません。
人通りはこの時間帯あまりなく、まだ帰宅されていないお宅が多い印象です。
この路上で男と男性がすれ違いざまにぶつかって、男性は帰宅中だったんですが、男が「何だこの野郎」と声をかけて刃物のようなもので腹部を刺したということなんです。
ただ、人がすれ違うにはそこまで狭くないので、前方不注意、あるいはあえてぶつかってきたというようなことも考えられるかもしれません。
まだ逃走している男なんですが、特徴は50代から60代くらいで中肉中背、黒っぽい上下の服を着ていて、黒色の野球帽をかぶっていて白いマスクをしていたということで、現在、警察が行方を追っています。
――男は腹部を刺したあと逃走したわけですが、経路はわかっているんですか?
男性が男の行方を追跡しながら追いかけていったんですが、その先で見失ってしまうんですね。
見失った先が、住宅街を抜けて大通りに面した場所ということです。
男性は命に別条はなかったものの、追跡しながら110番通報したということです。
――約8分間も走って追跡ということですが、目撃情報とかカメラとかそういった情報は入ってきているんですか?
ここから見失ってしまった場所まで最短ルートを歩いてみましたが、私たちが確認できた防犯カメラというものはありませんでした。ただ、見失ってしまった先で男性が駆けつけた警察官に話を聞かれている様子を目撃した人によりますと、男性は右の腹部、脇腹を押さえていたということです。
――まだ刃物を持った男は逃走中ということで、周辺住民の方々からはどんな声が上がっていたでしょうか?
船橋東警察署が注意喚起のメールを地域に配信していまして、登下校の途中などは保護者がついて回るようにというような内容がありました。また実際に、このあたりを校長先生が見回りに来たり、地域パトロールの車が巡回していたり、警戒感は高まっています。