名古屋市に本店を置く中日信用金庫の男性職員が、顧客の口座からおよそ200万円を着服していたことがわかりました。
中日信用金庫によりますと、北名古屋市の西春支店に勤務していた39歳の男性職員は、2025年2月までの1年5カ月の間に、個人と法人の2つの顧客の口座からあわせて209万円を着服していたということです。
顧客から「定期積金の現金が不足している」などと問い合わせがあり、帳簿などを確認して着服が発覚しました。
男性職員は聞き取りに対し、着服した現金について「住宅や車のローンの返済や買い物などに使った」と説明しているということです。
中日信用金庫は警察に相談するとともに、男性職員がこれまでに勤務していた支店でも同様の行為がなかったか調査を進めています。