愛知県豊橋市の「新アリーナ」を巡る問題は、住民投票で決着をつける見通しとなりました。
豊橋市の新アリーナを巡っては、建設中止の意向の長坂市長と推進派が多数を占める市議会の対立が続いていて、2025年5月9日、建設を求める市民団体が、議長に計画の賛否を問う住民投票の実施を求める要望書を提出していました。
推進派の自民党などは、5月15日の臨時市議会で住民投票実施の条例案を提出する方針を固め、条例案は賛成多数で可決される見通しです。
また、住民投票は夏の参議院選挙と同日となる公算が高まっています。
長坂市長は、住民投票が実施されれば結果を尊重する意向を示していることから、アリーナ計画の是非が住民の意思に委ねられることになります。