東京・江戸川区の中学校で硫化水素を発生させる実験を行った後に6人が体調不良になり、3人が救急搬送されました。
13日午前10時45分ごろ、江戸川区立小松川中学校で理科の授業を終えた2年生の生徒6人が「頭が痛い」など体調不良を訴え、うち3人が救急搬送されました。
体調不良を訴えた6人全員、意識はあり命に別条はありません。
理科の授業では、試験管の中に硫化鉄と塩酸を混ぜて硫化水素を発生させ、手であおいで臭いをかぐ、実験が行われていましたが生徒らは直接、試験管に顔を近づけ臭いをかいだことから体調不良になったとみられていて、警視庁は詳しい原因を調べています。