データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

プレスリリース配信元:株式会社フォーサイト クリエイション

https://hp.f-creation.co.jp/ 双方の視点から読み解く、Web制作会社選定の実態調査レポート

10年以上にわたり、企業のWebサイト制作を支援してきたフォーサイトクリエイションがお届けする、Web制作に関する調査レポートです。

今回、フォーサイトクリエイションは、事前アンケートで「Webサイトの運営責任者である」と回答した20代~50代の男女118名を対象に、Webサイトの制作・リニューアルに関する調査を実施しました。

Webサイトの制作・リニューアルを進めるにあたって、発注先の選定は成果を左右する重要なプロセスです。
本レポートでは、アンケート結果をもとに、制作会社を選ぶ際に重視された基準や、最終的な決め手について分析しました。

制作会社を比較・検討中の方にとっては「他社はどう判断しているのか」を知るための参考に、制作会社側にとっては「どうすれば選ばれるのか」を見直すヒントとして、ぜひご活用ください。





「新規で制作した」と回答した人が75.4%、「リニューアルを行った」と回答した人は24.6%でした。

この設問では、新規制作が全体の約4分の3を占める結果となっています。





「中小規模のサイト制作会社」を検討したと回答した人が50.9%で最も多く、「大手サイト制作会社」が42.4%で続きました。

また、「フリーランス(個人)」が25.4%、「広告代理店」が23.7%、「SEO会社」が17.8%となっており、大手や中小規模の制作会社が比較的多く検討される一方で、目的に応じてフリーランスや代理店、SEO会社を選択肢に含める層も一定数存在することがわかります。

その他の回答としては『自社で制作したので検討しなかった』という回答がほとんどで、他社を検討していないことが分かりました。





「Google・Yahoo等の検索エンジンで探した」との回答が50.0%、続いて「知り合いの紹介で探した」という回答が48.3%となっており、いずれも多く利用されている手段であることがわかりました。

また、「ポータルサイトを活用した」という回答も35.6%にのぼり、複数の手段を組み合わせて情報収集を行っている企業も少なくありません。

一方、「SNSで探した」という回答は9.3%にとどまり、制作会社を探す手段としては主流ではないことがうかがえます。





「事業所の拠点が近い制作会社を探した」との回答が63.6%、一方で「拠点は考慮せずに探した」という回答が36.4%となりました。

所在地の近さを判断基準とする企業が多い一方で、オンラインでのやり取りが一般化した今、距離をそれほど重視しない層も一定数存在しており、選定時のスタンスには企業ごとの違いが見られます。





「2社から相見積もりを取った」と回答した人が最も多く、全体の44.1%を占めました。

次いで「1社のみから見積もりを取った」という回答が31.4%となっており、一定数は相見積もりを取らずに発注を決めている様子がうかがえます。

このほか、「3社」は17.0%、「4社以上」は7.6%となっており、相見積もりを取る場合でも2社程度にとどめているケースが主流であることがわかります。





「見積金額が他社に比べて安い会社を選んだ」と回答した人が41.5%で最も多く、次いで「見積金額が高くても安心できる組織・規模の会社を選んだ」が40.7%と、ほぼ同水準の結果となりました。

また、「見積金額が高くても成果が期待できる会社を選んだ」という回答は17.8%にとどまっており、費用面では“安心感”や“コストの低さ”が最終的な判断材料として重視されている様子がうかがえます。


以下のグラフは、「制作会社選定において、品質面で最終的な決め手となったポイント」を、重要度の高い順に3つまで回答してもらった結果をもとに、回答順位に応じてスコアを設定し、合計点で集計・可視化したものです。

スコアの内訳は以下の通りです:
・1位に選ばれた場合 → 3点
・2位に選ばれた場合 → 2点
・3位に選ばれた場合 → 1点




品質面で最終的な決め手となったポイントとして最もスコアが高かったのは、「デザインレベルが高いと感じた」(185点)でした。

これに続くのが、「サイト制作・リニューアルの目的達成に対する意識が高く、品質に期待できると感じた」(148点)と、「制作後の保守・サポートも任せられると感じた」(121点)です。

上位項目を見ていくと、完成品のビジュアル面に対する期待に加え、制作目的の理解度や運用フェーズへの備えといった、“成果に結びつく品質”が選定基準として重視されていることがわかります。

一方で、「SEOや広告運用まで任せられると感じた」「実績が多く信頼できると感じた」なども一定の評価を集めており、単なる制作力だけでなく、周辺領域も含めた対応力や信頼性の広がりを評価する傾向も読み取れます。

対照的に、「短納期対応」や「ブランディングが得意」といった要素は比較的スコアが低く、品質面では“スピード感”や“専門性の尖り”よりも、“完成度”や“体制の安心感”が重視される傾向が見られました。


以下のグラフは、「制作会社選定において、対応面で最終的な決め手となったポイント」を、重要度の高い順に3つまで回答してもらった結果をもとに、回答順位に応じてスコアを設定し、合計点で集計・可視化したものです。

スコアの内訳は以下の通りです:
・1位に選ばれた場合 → 3点
・2位に選ばれた場合 → 2点
・3位に選ばれた場合 → 1点



対応面で重視されたポイントとして最もスコアが高かったのは、「メール・電話などのレスポンスが早い」(183点)でした。

これに続くのが、「何社か話を聞いた上で一番知識があるように感じた」(182点)と、「担当者のヒアリングや受け答えがスムーズで明瞭」(152点)です。

上位3項目はいずれも、スピード感・知識量・コミュニケーションの的確さといった、“安心して任せられる対応力”が選定理由として大きな要素になっていることがわかります。

また、「話し方やマナー」「対面での打ち合わせ」など、担当者の印象や接し方そのものを評価する声も一定数見られ、接触時の“信頼の土台”として機能している様子もうかがえます。

一方、「責任者が出てきた」「支払い方法が柔軟だった」といった項目はスコアが低く、“誰が対応するか”や“条件の柔軟性”といった形式的な要素は、優先順位としては低い傾向にあるようです。

全体を通じて、対応面においてはスピードや知識・姿勢といった“実際のやり取りで感じる信頼性”が強く求められていることが明らかになりました。





「101万円以上200万円未満」と回答した人が33.1%で最も多く、 次いで「50万円未満」(24.6%)、「51万円以上100万円未満」(18.6%)と続きました。

全体としては、100万円未満で収まった層も一定数いる一方で、100万円を超える中~高価格帯での制作も多く見られ、案件の規模や要件によって費用感が大きく分かれていることがわかります。


Q10では、制作会社選びにおいて「失敗した」と感じた経験について、自由記述で回答を募りました。

その中でも、デザインに関する不満が複数の回答で共通して見られました。
「素人が作ったようなデザインだった」
「イメージしたデザインと違った」
「デザインがよくなかった」

こうした声からは、成果物の完成イメージと実際のギャップに悩まされたケースや、制作前のすり合わせ不足が課題となった可能性があることがうかがえます。

また、コストに関するコメントも多く寄せられました。
「コストを重視し過ぎた結果、品質に問題があった」
「お金の計算がうまくいかなかった。結果と見積もりの相違が大きい」

価格面を重視したものの、結果として満足のいく成果が得られなかったケースや、見積もりとのズレに戸惑ったケースなど、金額と期待値のバランスに苦労した実情が浮かび上がっています。

こうした失敗談からは、完成イメージや費用感について、制作前に丁寧にすり合わせておくことが、納得のいく選定につながるポイントの一つと言えそうです。





サイト制作が「新規」か「リニューアル」かによって、制作会社を選ぶ際の費用面での判断軸に違いが見られました。

「新規制作」では44.9%がコスト重視で選定しており、予算に制約があるケースが多いと推察されます。

一方、「リニューアル」では「見積金額が高くても成果が期待できる会社を選んだ」割合が「新規」が13.5%に対して、31.0%と高く「安さ」よりも「成果や効果」に期待する傾向が強く出ています。

これは、すでに一定のサイト運用経験がある企業が、次のフェーズとしてより高い成果を見込んだリニューアルを意識していることを示していると考えられます。

また、「安心できる組織・規模の会社を選んだ」という選定理由は、「新規」・「リニューアル」どちらでも約41%と、一定の信頼性を重視する傾向が共通して存在している点も注目すべきポイントです。

総じて、新規制作は“コスト重視”、リニューアルは“成果重視”の傾向が強いという構図が浮かび上がりました。





サイト制作・リニューアルにかかった費用帯ごとに、検討された会社種別の傾向を見てみると、いくつか特徴的な違いが見られました。

50万円未満の層では「フリーランス(個人)」が43.3%と圧倒的に高く、費用を抑えたい層が個人へ依頼する傾向が強いことが分かります。

また、「中小規模のサイト制作会社」も15.0%と一定数見られますが、大手制作会社や広告代理店などの割合は少ない結果となっています。

一方で、101万円以上200万円未満の層では「大手サイト制作会社」(46.0%)や「中小規模の制作会社」(36.7%)の割合が大きく、全体の傾向として “制作費が高くなるほど法人への依頼比率が高まる” 構造が見て取れます。
特に「大手サイト制作会社」はこの価格帯で最も高い割合を示しています。

さらに、201万円以上では「広告代理店」や「SEO会社」など、制作に加えてマーケティング要素を持つ企業への依頼も目立ち始めるのが特徴です。
たとえば、「広告代理店」は201~300万円未満で15.3%、「SEO会社」も28.6%と、制作単体だけでなく、集客や改善まで視野に入れた企業が選ばれる傾向がうかがえます。

このように、費用感によって選ばれる会社種別には明確な違いがあり、特に100万円を超えるかどうかが1つの分岐点になっていることが読み取れます。





制作会社選定における品質面のポイントを、制作費用帯別にスコア(選択回数)ベースで分析した結果、前述のとおり、全体では「101万円以上200万円未満」の費用帯に回答が最も多く集中しており、ほとんどの項目においてこの層が最も高いスコア比率を示しました。

一方で、いくつかの項目では費用帯ごとの特徴的な違いも見られました。

たとえば、「短納期対応が可能と感じた」では50万円未満の層が44.4%と、他の費用帯と比べて突出して高い割合を示しており、低価格帯ではスピード重視のニーズが強いことが推察されます。

また、「実績が豊富で信頼できた」でも同様に50万円未満が33.3%と最も高く 、コストを抑えつつ安心感を求める傾向があることがうかがえます。

「SEOや広告も任せられる」と回答した割合は、「101万円以上200万円未満」層が46.3%と最も高く、高価格帯ほど専門性や成果支援への期待が高まる傾向も明らかになりました。

このように、クロス集計を通じて、費用帯ごとのニーズの違いが浮かび上がっており、低価格帯ではスピード・信頼感、高価格帯では専門性・付加価値重視へと意識がシフトする構造が見て取れます。





対応面における重視ポイントを、拠点の所在地意識別(拠点を重視したか/考慮しなかったか)でスコアベースに分析した結果、前述のとおり、全体傾向としては「拠点が近い」層のスコア比率が高くなる傾向にありました。

一方で、各対応ポイントにおいて、拠点意識別による特徴的な違いも観察されました。

たとえば、「オンラインではなく対面でのMTGが実施可能であった」では、拠点が近い層が75.0%と、対面機会を重視する傾向が特に強く表れました。

また、「支払い方法が柔軟で魅力を感じた」でも、拠点が近い層が75.0%を占め、物理的な距離が近いことで、直接対面してのやり取りや支払い交渉ができる安心感が期待されている様子がうかがえます。

一方、「何社かお話を聞いた上で一番知識があるように感じた」では、拠点を考慮しない層の比率が42.9%と比較的高く、距離を問わずに、知識・専門性を優先して選定している傾向が読み取れます。

「責任者・社長などの役職者が対応してくれた」についても、拠点を考慮しない層で40.0%を占め、
対応者の権限や信頼感を重視し、拠点の近さよりも質を求める意識が強いことが示されました。

このように、クロス集計を通じて、対面コミュニケーションや支払い柔軟性といった「現場感に紐づく対応」は拠点重視層で高まりやすく、一方で、知識量や責任者対応といった「サービスの本質に関わる要素」は拠点を問わず評価される傾向が明確になりました。


調査日: 2025年4月9日(月)
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 118名
調査対象: Webサイトの運営責任者をしている20~50代の男女


1.情報の出典元として「大阪のホームページ制作会社なら株式会社フォーサイトクリエイション」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
https://hp.f-creation.co.jp/


株式会社フォーサイトクリエイションは、大阪を拠点に全国対応のホームページ制作会社です。

10年以上の実績を持ち、企業のブランディングやWeb戦略の立案から、デザイン・システム開発・運用支援までを一貫して提供しています。

Point 1. 成果を重視した戦略的なサイト制作
フォーサイトクリエイションは、コーポレートサイトや採用サイト、ブランドサイト、ECサイト、ランディングページなど、多様なWebサイト制作に対応しています。

単なるデザインにとどまらず、アクセス解析やSEO対策、コンテンツマーケティングなど、成果につながる戦略的なサイト構築を行っています。

Point 2. クライアントの「叶えたい」をカタチにする提案力
クライアントの目的や課題を深く理解し、最適なソリューションを提案することを重視しています。

ヒアリングを通じて潜在的なニーズを引き出し、プロジェクトごとに最適なチームを編成。

ブランディングやグラフィックデザイン、システム開発など、ワンストップで対応可能です。

Point 3. 全国対応と充実したサポート体制
大阪を拠点としながら、全国のクライアントに対応しています。

オンラインミーティングや無料のホームページ診断など、遠方の企業でも安心して相談できる体制を整えています。

また、制作後の保守管理や運用支援も行い、長期的なパートナーシップを築いています。

Webサイト制作やリニューアルを検討されている方は、ぜひフォーサイトクリエイションにご相談ください。


商号 :株式会社フォーサイト クリエイション
所在地:大阪府大阪市西区西本町1-8-2 三晃ビル305
HP  : https://hp.f-creation.co.jp/

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
電話:06-6556-7519

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

PR TIMES
PR TIMES