食料が不足しているアフリカのマリ共和国に支援米を送ろうと、滑川市の園児たちが
田植えを行いました。

田植えをしたのは、滑川市の「やなぎはら保育園」の年長児18人で、近くの藤井宗一さんの田んぼでコシヒカリの苗を1本ずつ丁寧に植えていきました。

園児たちは泥の柔らかさや冷たさに歓声を上げ足を取られながらも元気よく苗を植えていました。

*園児
「楽しい。“ドベドベ”で面白い」

*園児
「あったかかった。サケおにぎりになってほしい」

13日の田植えは「アジア・アフリカ支援米運動」に取り組む「食とみどり、水を守る富山県民会議」のメンバーが企画したもので、国内ではコメ不足で価格が高騰する中でも田植えを通じて、食料は飢餓や食料問題を抱える国と「分け合う責任がある」ということを子どもたちに伝えるため支援米活動を続けているとしています。

*食とみどり、水を守る県民会議 更田宏樹事務局長
「わずかなものでも支援する。国内に回すというよりは命に関わるという取り組みで続けている」

植えた稲は9月に子どもたちが刈り取り、収穫した米は全て西アフリカのマリ共和国に送られることになっています。

富山テレビ
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