自己破産を申請していた富山市の弁当・給食製造のユニオン・ランチが、先月30日に破産手続きの開始決定を受けました。
民間の信用調査会社、帝国データバンクによりますと、富山市向新庄町のユニオン・ランチは、先月25日までに富山地方裁判所に自己破産を申請し、事業を停止。その後、先月30日に破産
ユニオン・ランチは県内を営業エリアに、仕出し弁当の製造・販売や社内食堂の受託運営を行い、低価格や配達サービスにより客層を広げ、業績をあげていましたが、近年は食材価格の高騰分を価格に転嫁しきれず、事業の継続を断念したということです。
負債総額はおよそ5億7900万円で、そのうち金融機関の債務がおよそ3億6900万円となっています。