熊本市西区の県道で高校生が酒気帯び運転の車にはねられ、死亡した事故から11日で7年、現場近くでは13日朝、飲酒検問が行われました。
2018年5月11日の午前7時前、熊本市西区田崎町の県道で通学途中だった当時、県立熊本西高校3年の女子生徒が酒気帯び運転の車にはねられ、死亡しました。
事故から11日で7年、警察は13日午前5時半から現場付近で取り締まりを実施。
通行する車の運転手の呼気からアルコールが検出されないか調べました。
また、生徒が通っていた熊本西高校では事故発生日にあわせ、毎月11日を「交通安全の日」と定めています。
13日朝は教職員や保護者などが登校してくる生徒たちに一時停止などのルールを
守るよう、呼びかけました。
【熊本西高校3年 平江紗埜 交通委員長】
「若者から率先して命の大切さを考え、少しでも飲酒運転をなくしていけたらいいと思います」
熊本県内では、今年1月から3月末までに酒酔い運転の疑いで14人、酒気帯び運転の疑いで74人が検挙されていて、警察は「しない、させない」のルール徹底を呼びかけています。