鹿児島県の奄美大島・龍郷町の小学校で、今の時期から活動が盛んになる毒蛇のハブにかまれない方法を学ぶ教室が開かれました。
龍郷町の秋名小学校で開かれた予防教室には、全校児童20人が参加しました。
ハブが活発になるのは梅雨時期や涼しい秋ごろで、講師として訪れた名瀬保健所の職員は、児童たちに不用意に草むらに入らないことや、ハブを見つけたら1.5メートル以上離れることなどをアドバイスしていました。
また、校区内でハブに遭遇した場合に備え、生きたハブが準備され、教師と保護者が捕獲方法を学んでいました。
児童
「少し怖かった」
「草むらに近づかないですぐに逃げる」
名瀬保健所・船間貴博 薬務技師
「常にハブがいるという警戒心を忘れないで、日頃の生活から気をつけて共生して行けたらと言う気持ちです」
名瀬保健所によりますとハブは奄美大島と徳之島に生息し、2024年度2月末時点で44人がハブにかまれてけがをしています。