盗品であることを知りながら時価1427万円相当の金貨など78点を有償で譲り受けたり、盗品の処分先をあっせんしたりしたとして、東京在住の会社役員の男(36)と古物商の男(41)が盗品等有償譲受・盗品等処分あっせんの疑いで逮捕されました。
会社役員の男は2024年11月22日、東京都台東区上野の路上に止めていた車の中で、盗品であることを知りながら金貨など78点(時価合計1427万1000円相当)を譲り受けた疑い、古物商の男は盗品であることを知りながら、金貨などを会社役員の男に約1260万円で売却した疑いが持たれています。
警察によりますと、2024年11月に北海道旭川市で発生した窃盗事件が発端で発覚しました。
2人が譲り受けたり、譲り渡した金貨などは、旭川市で盗まれたものとみられています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は今回逮捕された2人や旭川市の事件で逮捕された3人に指示を出している人物がいるとみて、指示系統や資金の流れなどを調べています。