京都市の宿泊施設がイスラエルからの宿泊客に異例の要求をしていたことが分かりました。
京都市などによると、先月、東山区にあるゲストハウスがイスラエルから訪れた男性に「戦争犯罪に関与していない」などと書かれた宣誓書に署名するよう求めました。
男性は、イスラエル軍に所属した経歴がありましたが、戦争犯罪には加担していないとして署名したということです。
その後、駐日イスラエル大使から「差別的だ」などとする抗議が京都市に寄せられ、市はゲストハウスに対し、聞き取りを行ったということです。
ゲストハウスは関西テレビの取材に応じ、「署名を拒否されても宿泊は拒否しない。
ほかの国籍の宿泊客にも署名を求めていて、差別には当たらない」と答えています。
(関西テレビ「newsランナー」 2025年5月9日放送)