不正に銀行口座を開設しキャッシュカードをだまし取った罪に問われている元警察官の裁判が開かれ、検察側は懲役2年を求刑しました。

起訴されているのは浜松中央署の元巡査長の男(28)で、2024年7月他の男と第三者に使わせる目的で不正に口座を開設し、銀行からキャッシュカードをだまし取ったとされています。

静岡地裁で開かれた初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で検察側は「被告には投資による借金があり、その返済のため口座が特殊詐欺に使われるとわかっていて売却した」と指摘し懲役2年を求刑しました。

これに対し、弁護側は「被告は犯行を深く反省している。懲戒免職を受け家族が監督を約束している」と執行猶予を求めました。

テレビ静岡
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