島根県奥出雲町にある中国電力が管理する取水ダムで5月8日、作業員の男性が水面に転落し死亡しました。

中国電力島根支社によりますと、事故あったのは奥出雲町三沢の斐伊川取水ダムで、8日午前9時40分ごろ、ダムの点検作業をしていた中国電力の協力会社の55歳の男性作業員が、約2メートル下の水面に転落しました。
作業員はすぐに引き上げられ病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

斐伊川ダムは中国電力の水力発電所用に取水するダムで、当時、作業員5人でダムから流す水の量を調整するゲートの定期点検中だったということで、何らかの原因で足を滑らせて転落したとみられています。

中国電力島根支社は「事故原因の早期究明に努め、再発防止を図りたい」とコメントしています。

TSKさんいん中央テレビ
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