北朝鮮メディアは金正恩(キム・ジョンウン)総書記が8日、戦術弾道ミサイル「火星11型」などの発射訓練を指導したと報じました。
北朝鮮メディアは9日、海沿いから同時に発射される複数のミサイルの写真などを公開し、東部戦線の部隊が8日に多連装放射砲や戦術弾道ミサイル「火星11型」を使用した打撃訓練を実施したと報じました。
金総書記が訓練に立ち会い「核戦力の役割を向上させなければならない」と述べ、核兵器の信頼性をさらに高めるよう求めました。
北朝鮮メディアは「アメリカと追従国家の行為は徹底した臨戦態勢を要求している」と指摘し、日米韓の軍事協力に対抗した措置であることを示唆しています。
韓国軍は、ロシアへの輸出を念頭に置き性能の点検をした可能性もあるとの見方も示しています。