北朝鮮の金正恩総書記が平壌で1万戸のニュータウンの完成を祝いました。
きょう付の労働新聞は平壌の和盛地区できのう、1万戸のニュータウンが完成したと報じ、竣工式で金総書記がテープカットをする写真などを掲載しました。
式典にはキム・ジュエ氏とみられる金総書記の娘も出席し、花火が打ち上げられたり金総書記が入居予定者と抱き合う様子なども伝えられました。
北朝鮮は2021年から5年間、平壌に毎年1万戸の住宅を新築する計画を進めていて、この地区でも去年2月の着工後、短期間で多くの高層マンションが建設されました。
きのうは故・金日成主席の生誕記念日で、韓国メディアは北朝鮮最大の祝日に竣工式を行うことで、体制を維持する効果を最大化する狙いがあると分析しています。