5月は「自転車の安全利用推進期間」です。
岩手県紫波町では5月8日、自転車部の高校生と警察がヘルメットの着用などを呼び掛けました。
8日朝、JR紫波中央駅前で呼びかけを行ったのは紫波総合高校自転車競技部の生徒19人です。
生徒たちは地元の警察官などと協力して、通勤・通学中の人たちにチラシと反射材100セットを配布しました。
日ごろから自転車の安全な乗り方に気を配っているとあって、交差点での確認などルールを守るよう呼び掛けていました。
紫波総合高校自転車競技部 昆良祐部長(3年)
「まずはヘルメット着用。けがをしてほしくないので安全に走ってほしい」
県警によりますと、2024年県内では自転車による事故が145件発生、高齢者3人が亡くなっていて、全員ヘルメットを着用していなかったということです。
紫波警察署 八島史在交通課長
「『自転車も車両の一部』そういったことをさらに周知していければ。速度の厳守・一時停止を守るなど交通ルールの厳守をお願いしたい」
2024年11月には改正道路交通法が施行され、新たに自転車の酒気帯び運転が罰則の対象となりました。
県警によりますと県内では2024年11月から2025年4月までに30人が摘発されたということです。