全国的に感染者が急増している「百日ぜき」の患者が富山県内でも増え、今年に入っての患者が100人を超えました。

感染症情報センターによりますと、先月28日から今月4日までの1週間に県内で報告された「百日ぜき」の患者は23人で、4週連続で増加しました。
これで今年に入ってからの累計は123人と100人を超え、去年1年間の2人を大幅に上回っています。

「百日ぜき」は2週間以上せきが長引くのが特徴で、飛沫感染します。
また、今月4日までの1週間に報告された伝染性紅斑、いわゆる「りんご病」の患者は、一定点医療機関あたり2.28人で、依然、警報レベルの2人を超えています。
県はこまめな手洗いやマスクの着用など、予防を徹底するよう呼びかけています。